SIMPACK Driveline

ドライブライン

SIMPACK Driveline

自動車や鉄道車両などに使用される、カルダン/等速ジョイントやディファレンシャルギヤなどをモデル化するための、ドライブラインモデル作成モジュールです。 典型的な用途は、自動車のドライブシャフトやプロペラシャフト、鉄道車両の駆動台車などです。

カルダン(ユニバーサル)ジョイントや等速ジョイントは、SIMPACK の標準ジョイント要素として従来から存在していました。 この手法では、ジョイントが純粋(理想的)な機構要素としてモデル化されるため、剛性や減衰特性は考慮されませんでした。また、モデル構造によっては、数値積分の計算時間が増大する可能性がありました。

SIMPACK Driveline は、従来のジョイント要素では必要な計算精度が得られない、または計算間を短縮したいという方のために、7つのドライブライン用フォース要素(質量を持たないばね)を提供します。 これによって、用途に応じたモデリングレベルの選択肢の幅が広がります。

Cardan Joint

カルダン(ユニバーサル)ジョイントの機構に加えて、回転剛性や並進剛性の考慮が可能な、計算精度を重視したフォース要素です。 従来のジョイント/拘束要素から置き換えて使用します(下図1)。

Cardan Shaft

2つのカルダン(ユニバーサル)ジョイントとその間のシャフトを一体として考え、機構、回転剛性、摩擦が考慮された計算速度を重視したフォース要素です。 シャフトの質量は無視されます。従来のジョイント/拘束要素とシャフトボディから置き換えて使用します(下図2)。

Constant Velocity Joint

等速ジョイントの機構に加えて、回転剛性や並進剛性の考慮が可能な、計算精度を重視したフォース要素です。 従来のジョイント/拘束要素から置き換えて使用します(下図3)。

Constant Velocity Shaft

2つの等速ジョイントとその間のシャフトを一体として考え、機構、回転剛性、摩擦が考慮された計算速度を重視したフォース要素です。 シャフトの質量は無視されます。従来のジョイント/拘束要素とシャフトボディから置き換えて使用します(下図4)。

Differential Gearbox

ディファレンシャルギヤ(差動歯車)の機構に加えて、回転剛性の考慮が可能な、計算精度を重視したフォース要素です。 運動はギヤ比に基づいて算出され、歯車の形状は無視されます。従来の拘束要素から置き換えて使用します。

Planetary Gear

プラネタリーギヤ(遊星歯車)の機構に加えて、回転剛性の考慮が可能な、計算精度を重視したフォース要素です。 運動はギヤ比に基づいて算出され、歯車の形状は無視されます。従来の拘束要素から置き換えて使用します。

Gearbox Synchronising

同期機構を備えたドグクラッチをモデル化するためのフォース要素です。

 
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